妻が妊娠初期に切迫流産で自宅安静に!切迫流産の原因と症状そして治療と対処方法!
妊娠5ヶ月が過ぎた頃ですが妻は絶対安静を強いられることになりました。
「切迫流産」になってしまったのです!その「切迫流産」になる原因や症状について詳しく説明していきます。
「切迫流産」って聞くと「流産」って頭によぎって、「流産したの?」「子どもはどうなるの?」と、かなり焦ってしまいますよね。
しかし「切迫流産」というのは流産しそうな状態のことで、流産しかかっている可能性がある場合と、出血があった時に切迫流産の可能性がある場合があり、しっかり対処することで妊娠継続の可能性は十分にあり、流産の兆候が治まれば無事に出産を迎えることができるので安心してください。
実際、妻も出血があり切迫流産という診断が出たのですが、自宅にて絶対安静を行い、現在子どもは無事生まれて元気に過ごしています。
切迫流産とは
妊娠の際、早い段階で赤ちゃんが死んでしまうのを流産と言います。しかし、切迫流産は違います。
切迫流産は妊娠中に出血やお腹の張りが起こり、流産する恐れがある状態のことを言います。そのため、流産せずに妊娠している可能性があるのです。
「切迫流産」とは、妊娠22週未満までに流産を疑う兆候があった場合のことを言います。逆に妊娠22~37週未満に同じような症状があった場合は「切迫早産」と呼ばれています。
「切迫流産は」、12週未満の「切迫早期流産」と12~22週未満の「切迫後期流産」と週期によって2つに分けられます。
そうだったんだね。知らなかった。
切迫流産になる原因
切迫流産は稀ではなく妊娠全体の約10~15%程度で起こっていると言われています。そのうちの8割以上が妊娠12週未満の初期に起こっており、切迫早期流産の場合は、赤ちゃんの染色体異常や赤ちゃん側の身体の疾患によるものがほとんどです。
ママの身体の異常としては、子宮内の異常や病気や免疫力の低下、血液の異常、ストレス、過労、冷えなどがあった場合などが原因であることも考えられます。
知らないうちにストレスを与えてたのかな。ごめんね。
ううん。ストレスはなかったと思う(笑)。原因は人それそれで、しかもはっきりとした原因はわからないことがほとんどなんだって~。
そっかあ。よかったぁ。
切迫流産になった時の症状
切迫流産は、出血と下腹部の痛み、お腹の張りが症状としてあります。
出血が続いたり、量が多かったり、鮮血が続く、下腹部に痛みがある場合は注意してください。
こういった症状は正常な妊娠中でも起こりうることですが、病院でエコー検査などを受けてみないとわからないので、すぐに病院で受診しましょう。
ママの時はどうだったの?
私の場合は、下腹部に痛みが出たと思ったら少しだけど出血があったから。
すぐにかかりつけの病院に行ったもんね。
うん。躊躇せずすぐ診てもらってほんと良かった~。
そう!何かあやしい症状がでたらすぐに行かなきゃね。
不正出血
切迫流産の症状として、出血があります。
量や色は様々ですが、出血があると病院では切迫流産の診断がでることが多いです。血の色は茶色っぽかったり鮮血だったりします。ただ茶色いおりもののような場合はそれほど心配はないといわれているのですが、出血について、量が多かったり、出血がダラダラと続くといった症状がある場合は、危険性が高いと診断されることが多いようです。
出血がなかったら大丈夫なのかな?
もし出血がなかったとしても、腹痛だけで切迫流産と診断されることもあるんだって!
そ、そうなの?
そう!だから妊娠初期に出血があった場合はもちろんですが、なにか異常を感じたときは、すぐに病院で受診するのがいいと思う。
そうだね。何かあってからでは遅いからね。
お腹の張り
妊娠初期の子宮まだ小さいので、お腹の張りを感じることは少ないと思います。
しかし妊娠初期にお腹が張ったり、便秘のような症状が続いた場合は、注意が必要です。
子宮が発達するときに、子宮の筋肉や子宮を支える靭帯が伸びて痛みを感じることもありますが、下腹部痛と子宮の痛みが起こっている場合などもあるので、張りが強い場合は、すぐに病院で受診しましょう。
下腹部痛
切迫流産の症状として一番よくおこるのが下腹部痛です。子宮の収縮が原因で下腹部に傷みや張りが出ます。
下腹部の痛みについては、生理痛のような下腹部が重だるくなったりお腹が張るような感じではなく、チクチクした痛みが伴った時は切迫流産の可能性があります。
私の場合も下腹部がチクチクした痛みだったよ。
身体が症状を出して教えてくれているんだね
しかし、妊娠初期はホルモンバランスが悪くなることで、便秘や下痢などの腹痛が起こるなど、正常な妊娠中でも起こりますが、正確には超音波(エコー)検査を受けてみないとわからないので、すぐに病院で受診しましょう。
切迫流産の治療法
切迫流産という診断が出た時、妊娠継続をするためにはとにかく安静にすることが大切です。症状によって自宅療養や入院など、安静の安静の度合いも違うので、必ず病院で、具体的な対処法を聞きましょう。
私も自宅安静中はトイレとシャワー以外はずっとベッドで寝てました。
自宅安静
今回僕の妻の場合もそうだったのですが、切迫流産と診断された時、病院の先生から、とにかく安静にすることを言われたようです。
安静にする理由としては「子宮内に血腫ができた時の切迫流産は、安静を心掛けることで流産せずお子様が無事生まれた事例がある」と病院の先生がおっしゃってたからです。
日常生活では、旦那さまやご両親にお願いして、動くのは必要最低限に抑えて、とにかく身体をゆっくり休めてください。
毎食のご飯に後片付け、掃除に洗濯、買い物もありがとう。
いや、お腹の子供のために必死よ!
お仕事しながらだもんね、ごめんね。
大変だったけど、大丈夫!こうして無事息子が生まれたし!
おつかれさま。ありがとう。
薬の処方
僕の妻も初期段階では、下腹部痛の症状が強かったため、病院で薬をもらってました。
その他出血の症状が強い場合など、飲み薬や点滴などで症状を緩和する方法もあるので、我慢せず病院の先生に相談しましょう。
少しでも体に症状や違和感があったらすぐに相談ね!
入院する場合も
子宮の収縮症状が強いときや、子宮口が開いているときなど症状によっては入院になることもあります。
期間は、1週間の方もいれば、数ヶ月入院される方もいるようです。
費用は、さまざまですが、1日1万円くらいだそうです。しかし、その費用は保険適用される場合があるので、加入しているご自身の健康・医療保険の詳細を問い合わせてみましょう。保険屋さんに電話で問い合わせるのが一番早くて確実です。
切迫流産の予防
妊娠初期は無理な動きを避け少しでも切迫流産にならないようご自身でも注意しましょう。
特に以下のことを注意が必要です。
- 重いものを持たない
- 身体を冷やさない
- 激しい動き、運動をしない
- 高い所の物を取らない
- タバコ、アルコールをやめる
- ストレスや過労を避ける
大切な赤ちゃんのため大切な人と
上記で記述したように、切迫流産は、安静にすれば赤ちゃんは助かるケースが多いと言われていますが、流産の可能性があることも確かです。
冷静に対処し、原因と対策をしっかり把握し、腹痛など起こった場合に、ご自身で判断せず必ず病院で受診しましょう。
そして旦那様やご両親にしっかり説明し理解してもらって、掃除、洗濯などの家事や、上の子のお世話などはご家族の方に任せるなど協力してもらうことが大切です。
旦那様やご両親のほうから気づいてあげられるといいね!
そうだね。なかなか言いにくいものだからね。
ちゃんと説明すれば理解してもらえるし、協力してもらえるって!家族だし!
そうだね。まずは理解してもらわないとね。
そう!
ひとつの大切な「ちいさないのち」
あなたと寄り添う「10ヶ月のぬくもり」
あなたが選んだ大切な人と、あなたを選んでくれた大切な人と
お互いがお互いを理解して、一緒に守っていくことが大切だと思います。
読んでくれて「ありがとう」
今日も良い1日を。またね。